2016年2月21日日曜日

コントローラー職に必要な資格って何?

今まで自分の仕事についてほとんど話してこなかったのですが、これから挑戦する資格について語るうえで、それを言わずには話を進めることができませんので、ちょっとご紹介します。私は、外資系企業で事業管理(CFO傘下の組織に所属)の仕事に携わっています。フィナンシャル・アナリスト、とかコマーシャル・サポートとか、呼び方は色々とあるみたいですが、ようは事業部の営業利益、経費を管理する役割を担っているわけです。

まだまだ地を這うような仕事が多いですが、それでもコントローラーとしてのスキルアップのために必要なことをやっていきたいと思っていて、いろいろと考えてみました。

転職エージェントの募集欄で上記のような仕事を検索すると、求められるスキルに多いのが、
①営業経費管理、予算編成、フォーキャスティングなどの実務経験
②高度な会計・経理知識
③Excel/Access/PowerPoint等の習熟
④SAP等ERP Systemに対する知識
⑤ビジネスレベルの英語力

と言ったところです。①はまさに仕事でそれをやっているのでOK、③と④も一応大丈夫そう、⑤は発展途上だがこれからも頑張る気概である、、、とすると、困るのは②ですね。高度な会計・経理知識ってどんなもんじゃい!!
そこで、高い役職(CFO候補や経理部長候補)の募集要項を見てみると、これに次のようなものが追加されます。

⑥連結決算、子会社関連会社の管理経験
⑦税務
⑧内部統制
⑨資金調達・財務経験

なるほど、、、いわゆる連結と税務が重要ってことかな。しかも、CFO候補や経理部長候補の募集要項には、役立つ資格として、公認会計士、税理士、USCPAの三つが良く登場しているではないか!やはり、、と思ったが、結局難関資格が必要なのですね。。。ジュニア・シニアアナリストレベルであればエクセルと簡単な簿記、そして業務知識があれば仕事になるが、偉くなりたかったらもっと多くの知識と経験を有している必要があるようです。

しかし、、よく考えてみよう。30歳を超えた理系出身の私が、仕事をしながら勉強するんだぞ、、。
難関資格と言われている公認会計士や税理士は、合格率10%ほどで、かなり多くの時間を勉強に費やすことになる。下手したら5年間くらいのプライベートの時間を犠牲にすることになる。そして何より、スクール通いになってしまって独学で取得するというコンセプトから外れてしまう!(笑)。税理士に至っては、理系の私には受験資格すらない!(笑)。これらを勉強するのは、費用(&時間)対効果が低すぎるだろう。。。

ではUSCPAはどうだろう。これは外資系で実務経験がある私にとってはおそらく意味を持つ資格なのだが、なんと受験資格がない!!これを受験するには経済や法律、商学部の単位が必要で、それをスクールで取得してから、なんてことになると、100万円じゃすまないお金がかかってしまう。

もちろんMBAとか、会計系大学院に行って単位を取得してから、卒業後のUSCPAという戦略も考えましたが、、、何か目指していることと違う気がします。
私は事業管理をしたくてスキルアップしたいのに、勉強ばっかりしてたら技術革新によって時代が変わってしまって、もしかしたら面白い事業が明日にでもLaunchするかもしれないのに参画できず、、なんてことになったら本末転倒ですよね。

だから私は、独学にこだわるんです。仕事をしながらできない資格勉強はしません。仕事が最優先です。そして稼いだお金は生活に使いたいです。仕事をするための出費は最小限にしたい。

・・・・・・・

そして結論、、、日商簿記検定1級を勉強しよう!!!

この資格なら独学も可能、受験資格の規定もなし、参考書や問題集も安くてたくさん出版されている、そして連結会計が学べて、取得後は税理士の受験資格を得られるという、完璧な資格です。受かった後で税理士を受けるというオプションが生まれるし、二項モデル意思決定理論(?)の観点でも妥当なところじゃないでしょうか。

独学での合格はかなり難関と聞きますが、根詰めずに楽しんで勉強していきたいと思います。
明日以降に、合格戦略について話していきますので、お楽しみに!!




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