2015年3月11日水曜日

特別編:東日本大震災から4年

東日本大震災から4年、今日はどこか街が静かに感じられました。2:46分には、黙とう、もしくは何かを感じながら過ごした方が多いと思いますが、私も、その瞬間に見渡した駅のホームの人々と、自分との間に何か光のようなキラキラしたものを感じました。

4年がたっても、過去に起こったことが風化するわけでも、なくなるわけでもありません。ただそれでも、当時の悲しみや重い雰囲気に心のすべてを支配されていた時代を超えて、いま冷静に当時のことを振り返ることができるようになったと思います。

佐々涼子さんの書いた、『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』は、そんな今だからこそ皆様に読んでほしい本です。この本が焦点を当てているのは、当時の壮絶な現実でも、被災者の方の辛い気持でもなく、ひたすら未来です。乗り越えていった軌跡を描きながら、どんなどん底の状況からも立ち直ることができるという希望を、読者に与えてくれます。

この書籍は、紀伊國屋書店のおすすめする、キノベス 2015の一位に選出されましたが、一過性の話題としての書籍としてではなく、ぜひ本棚において、震災のことを思い出すきっかけにしていただきたいと思います。

また、今日は3.11というワードで検索をすると、10円の寄付金が贈られるという取組みに、私も協力させていただきました。色々な、良いこと、”I Like It”だと思えること、前向きになれること、に多くの時間を費やしていきたいと心新たにしました。

そんなことを考えていたら、のどじまんTHEワールドというテレビ番組で、Kiroroの”未来へ”がインドネシア代表の方々に歌われていました。素晴らしい、素晴らしいです!足元をみてごらん、これがあなたの歩む道。。。道はしっかり自分の足元にあるから、しっかり前を向いてあるいていこう、という、シンプルな、本当に言えば簡単な、そんなことが大切なんだなあ、と思いました。

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