2015年2月15日日曜日

貿易実務検定編:46回過去問の出来を分析してみる

貿易実務検定の46回過去問(昨日解いたもの)の深堀り分析コーナーです。


[貿易英語]
英語の問題で、正しいものを選択せよ、と”誤っているものを選択せよ”、を勘違いしていたことで6点落としていることが分かりました! もったいない!本試験では何度も見直しをするので大丈夫だと思いますが、念のため注意しようと思います。もうひとつ分かったことは、英語は確実に誤訳している文言に線を引いていけば解けそうだということが分かりました。私が選んだ選択肢は、誤訳部分が確かに入っていましたので、当日は試験問題にバンバン書き込みをしたいと思います。おそらく貿易英語はこれで85%ほどは取れるでしょう!

[貿易マーケ]
貿易実務ハンドブックに載っている内容か否かをチェックしてみました。その結果、あと6点分は書籍の内容で上積みできることが発覚しました!前言撤回、当日までにマーケティングの章も読んでおこうと思います。

これで12点上積みできたので、178+12=190点まで到達。合格点まであと20点なので、10問分ですね。目標ができたところで、貿易実務パートいきたいと思います。

[貿易実務]
○×問題:ここも1問3点なので非常に重要です。しっかり覚えておきたいのは、FCL貨物のヤード通関の場合はCYOにコンテナ付積付表(Container Load Plan : CLP)を提出と書いてありますが、正しくは機器受渡証です。コンテナを受け取るときにコンテナ付積付表があったらおかしいですよね、まだ空なんですから(笑)。あとは、かなりひっかけ問題だと思いますが、L/G付引取りの時に銀行に払う保証料は、船会社に船荷証券を提出するまでの期間、という部分が間違いで、正しくはL/Gを銀行に返却するまでの期間です。L/Gを返さないとずーっと保証料が取られ続けるということですね。あとは良く読めば取れた問題が1問ありましたので、このあたりで合計9点は上積みできそうですね。

二択問題:ここも1問3点です。まず、Clean B/Lの発行に必要なのはLetter of Indemnityです!Letter of Guaranteeは一般用語だそうで、これに引っかかってはいけなかったんですね。次に、貨物保険の期間は60日。これは暗記するしかありません。戦争保険は15日です。また、オープン信用状の資金回収の指示文言にはデビット方式と回金方式がありますが、ドル建てなら回金方式で、Debitという文言が入っていたらデビット方式です。このくらい覚えておけば解けそうです。

ところで、一つ納得がいかない解答がありました。輸出申告の場合、原則として貨物を保税地域に搬入した後でなければ申告できない、ですよね!!『貿易実務ハンドブック』にもそのように記載されているのですが、この過去問の解答は、貨物を保税地域に搬入することなく申告ができる、が正解になっていました。うーん、できる、という言葉の解釈の問題だと思いますが、本船扱いや搬入前申告扱いの許可を受けた場合は、確かにできますが、こういった許可を受けた場合は、ですよね。原則はできないのだから、できないとするべきではないでしょうか。。。ちょっと理解に苦しみます。このような視点で問題が出されると、本番でも解ける気がしません。よって、この問題は捨て問題とみなします。

さて、今日も午前中の勉強時間はこれにて終了。天気が良いので、出かけてこようと思います。
分析の続きはまた明日!

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