さきほど見ていた未来シアターに、思わず見入ってしまいました。甲斐仁紅(かいにこう)さんというポール・スポーツ選手を特集していました。ポール・スポーツというもの自体初めて知ったのですが、一本の金属のポール(登り棒くらいの太さと思われます)に捕まった状態で、様々な技を披露するもので、彼女は日本大会で連覇、そして世界大会でも4位という世界レベルの選手です。柔軟性、パワー、バランス、持久力(だったかな?)の四つをすべて高いレベルで備えていることが重要な、非常に難易度の高いスポーツだとのこと。棒に捕まって空中にとどまる姿勢を維持するだけでも、相当のパワーを必要とするのに、そこにバレエ並みの柔軟性を表現し、フィギュアスケート並みの回転技を披露するというのですから、このポール・スポーツの難しさと奥深さが伝わると思います。
スポーツとしての面白さもさることながら、この番組で特にフォーカスされていたのは甲斐選手の考え方です。”好きなことを思い切り楽しむ”という彼女の姿勢には本当に見習うべきものがあり、それでこそ誰よりもハイレベルな高みに自分を押し上げることができるのでしょう。初めて日本一になったとき、甲斐さんは、まあ当然だろうな、と思ったそうです!かっこいいですよね~!こんなセリフを言ってみたいものです。これだけの自信を持つためには、それ相応の努力が必要なはずです。その努力とはいったいどのように説明できるのかちょっと考えてみました。何かを達成するための努力を極限まで高めていった状態。。。別の表現をすれば、準備の究極系、とでも言うべきでしょうか。準備をすることは物事を自分の思い通りに(計画的に)進めるのに大変有用ですが、それだけだと一週間や一カ月、一年といったある期間での目標達成に貢献するのみです。これをより突き詰めて、準備する際に、自分の人生の軸につながるようなものをイメージして取り組むと、その準備は短期的な目標の達成ではなく、より大きな、自分にとって本質的な目標に貢献していくのではないでしょうか。
新年になって手帳を新しくしたときには、スケジュールやテストの日程を書くだけではもったいないですね。私も前々回くらいに、将来何をやりたいか、という考えなどを書き始めましたが、これからも英語、資格試験の取得、に取り組みながら、将来について考えていきたいと思っています。
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