温かい紅茶を入れて、癒しの家時間を過ごしています。私のとても好きな小説を紹介したいと思います。新田次郎の、『孤高の人』です。文庫で上下二巻、雪山を舞台にした傑作です!好きで好きで、これまでに3-4回読みなおしました。何度も読める小説として、ぜひ多くの方にお勧めしたいと思います。主人公は加藤文太郎という企業人登山家で、仕事をしながら休みを使って数々の山に挑んでいくのですが、仕事に向き合う姿勢と、山に向かう姿勢とが重なっていくとき、この物語が新たな展開を見せていきます。上巻は舞台設定から、単独行の加藤文太郎という人物がしっかりと読者に刻まれていきます。もちろん下巻に対しての伏線もしっかり準備されています。単独登山を繰り返す加藤は、周りからも特異な存在として描かれているのですが、出会いによりその価値観に少しずつ変化が訪れていき、圧倒の下巻、そしてクライマックスへと向かいます。
仕事に悩んでいる方、この小説を手に取れば、その圧巻のストーリーに一気に引き込まれていくことでしょう。山が好きな人であれば、なおさら興味を持って読み進められると思います。映画『風立ちぬ』の感覚と少し似ているような気もしますので、この映画が良いと感じた方は特におすすめします。
さて、今日も昨日に引き続き、『ターゲット』シリーズの語彙・イディオムを一冊解きました。昨日間違えた問題のみに絞っていますので、短時間で終わりました。答えのほとんどを覚えてしまいましたが、関係ありません。覚えるほどに何度も解く、これが重要なんです。この問題集に出てきた語彙・イディオムは完全にして、週末の試験に臨む予定です。
0 件のコメント:
コメントを投稿